ジャスティン・カーゼル監督作を観たくて…
って!!もー!!もー!!ムナクソ!!
鬱映画極まり無かったです。
でも、最後まで観てしまいました💧
もうね…映画冒頭の
何かドラムのような響きのあるものを叩いただけのBGMと
車窓から見える景色
16歳のジェイミーが語っているであろう言葉がエグ過ぎて、ここでギャー!!となります…。
オーストラリアのスノータウンという町が舞台
貧困層が暮らしている町で
その貧困具合は
先日に観たショーン・ベイカー監督作品
『レッドロケット』味がある。
狭い汚い部屋で友人達を呼んでワチャワチャと食事して煙草🚬スパスパなところとか
オーストラリアにもこんな町があるのね。
(海も出て来ます。寒そう。)
なんか私の無知の問題なのですが、オージーのイメージとかけ離れていました。
16歳のジェイミーは
父親違いの兄トロイ
と
2人の弟
そしてママとの5人家族
ママは仕事はしていない
(どうやって暮らしているの??)
ママの新しい彼氏のジョンが家庭内に入り込む事でジェイミーの日常は転落していく。
物腰が柔らかそうで幼い弟を可愛がるジョンは一見良い人そうだけれど
"小児性愛者"と"同性愛者"を忌み嫌い
そんな人間は殺しても良いと言う考えで
次々と殺害していきます。
ジェイミーはジョンに洗脳されたというよりも
"恐怖心による支配"が大きいと思います。
エグい(痛い)シーンはスキップしました💦
ジェイミーは筋肉があって16歳には見えないけれど
怒りやら恐怖でたくさん涙を流します。
これ…実話を元にしているんですね…。
多少のフィクションは入っているかもしれませんが…
ジョン役のダニエル・ヘンシャル
現在41歳
嘘でしょ?!!
この映画は13年前として
撮影時を考えると当時26〜27歳?
充分にオッサンオッサンしていたけれど
(SKINに出てましたか??)
本当にムナクソで鬱映画なのですが
映画はストーリーだけの物では無いと思っているので
役者さん達の演技
貧困の闇
ジェイミーの心情
BGMと取れるか分からないけれど、音の入れ方等々
好みなのもありました。
ただ、2度と観たく無いです。
ジャスティン・カーゼル監督作品
(初めて知りましたが)
違う作品も観まーす。