てるる

メイジーの瞳のてるるのレビュー・感想・評価

メイジーの瞳(2012年製作の映画)
3.8
両親の離婚で母親と父親の間を行き来するようになるメイジー。
身勝手な毒親に振り回されまくる。

「愛してる」を連呼するけど、決してその愛が子供の方向を向いていない両親。
子供にとっては100の愛してるよりも、毎日側にいてくれることが大切なのに。

でも当の本人達は本当にメイジーを愛していると思っているから質が悪い。
こんなにも愛されてるはずなのに、こんなにも不幸なメイジー。

そして子供の世話をさせる為だけに再婚し、他人を巻き込むクズ両親。

相手の職場にいるかも分からないのに、夜の街にメイジーを置き去りにするシーンはガチで腹立った。
変態に拐われたらどーすんだ(ꐦ°᷄д°᷅)

そんな罵詈雑言飛び交う大人たちの間に挟まれても文句一つ言わず笑顔を見せるメイジーが不憫すぎる。
てかメイジーが一番大人。
良い子すぎて逆に親が子供に甘えてしまってる。

俳優としての才能は弟のほうが圧倒的だとは思うけど、なんだかんだアレクサンダー・スカルスガルドはステランがイケメン。
イケメンすぎてメイジーが新しいパパです!って自慢したくなるのも分かるし、そんなメイジー可愛すぎるだろ。

ラスト何も解決してないように見えるけど、一筋の希望は見えたのかな。
メイジーには本当に幸せになって欲しい。
てるる

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