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サウンド・オブ・ノイズのimaponのレビュー・感想・評価

サウンド・オブ・ノイズ(2010年製作の映画)
3.6
音楽テロ集団とそれを追う刑事。
端のイアン・ペイスもぶっ飛ぶドラミングハイウェイスターやテロ集団の演奏シーンが良い。第一楽章、第二楽章のご機嫌さ。第三楽章の破壊力、第四楽章に至っては強引ロマンスまでw
音楽一家の中で唯一音痴だった刑事アマデウス(笑)のコンプレックス克服。テロで楽器として使われた物の音が何故か聴こえなくなるという意味不明設定が無いと成立しない克服。
静寂もまた音楽(ジョン・ケージ)か。

外出自粛の時世で寄り添う音楽の素晴しさに歓喜し、国の無理解に絶望する日常に本作鑑賞できたのは何か感慨深い物あるな。
音楽が嫌いな人だって居るんだ。世界的指揮者の弟だってファンクベースは理解しちゃいない。

テロリストの演奏シーンが良いだけに中途半端に入れる劇伴が残念。
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