みるみる

きっと、うまくいくのみるみるのネタバレレビュー・内容・結末

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

面白かった。序盤ランチョーの皮肉が、核心をつきかつ分かりやすく、すっきりする。
途中からあまりランチョーのシンプルかつ論理的思考はあまり関係なくなり、感情を揺さぶる友情物語になる。思っていた展開ではなかったがそれでも、というかそれだからこそ楽しめた。

音楽はめちゃくちゃいい。これはインド映画全般に言えることなのかも?

好きなシーン
先生に問われ「機械」の定義を説明するランチョー。分かりやすく簡単に説明したつもりが、否定され、教科書通りの説明を求められる。伝わらないと意味がないと主張するも、教室を退出させられる。そこで本を忘れたランチョーは、何を忘れたのかと聞かれ、「本」と言わずに、分かりにくい辞書に書かれている定義で説明する。簡単に説明しろ!といいかえされるも、「簡単なのはお嫌いだと思って」

提出の遅れたテスト用紙を受け取ってくれない。そこでランチョーが機転をきかせて、僕らの名前知ってる?と、知らないと分かった彼は、答案用紙をほかの生徒のものごちゃ混ぜにして逃げるシーン。

ランチョーがあいつの契約相手だったというオチ。
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