「アメコミ愛が前作以上に滲み出ていますね」とマシュー・ヴォーンに言いたくなるくらいスパイダーマンやバットマン等へのオマージュに溢れたストーリーで、少し”Mr.インクレディブル”と重なる所もある。
ミンディがヒット・ガールを封印して不安な学園生活を送るくだりは、「前作から随分弱気になったもんだ。そんな姿は一瞬たりとも見たくないぜ。」と思ってしまい、ちょっと残念（面白いから良いけど）。
そして、本作のキーマンであるジム・キャリーは想像してたのと違うキャラでびっくりした。
ジムがやるんだから「リドリーみたいなブッ飛んだ奴で、正義気取りながら実は悪党」みたいな設定だろうと思ってたけど、物凄く誠実。
何かやらかしそうなのにまさかの普通っていう配役が逆に有り。してやられた。
要所で見せるクリス（マザー・ファッカー）とハビエルの掛け合いはめちゃくちゃ面白くて温かく見守った。
エンドクレジット後にオマケがあるよ。
