takanoひねもすのたり

ブリーダーのtakanoひねもすのたりのレビュー・感想・評価

ブリーダー(1999年製作の映画)
3.2
再鑑賞。

まあ、あれだ、映画オタクなマッツを堪能する作品というか(ストーリー全否定😂)

バイオレンスにカテゴライズされる作品のような気がするけれど、何といってもアクの強い仲間の間で(お前らいがみ合うなよ……)と心配気だったり、仲間の行き過ぎた言動のフォロー入れたりするマッツの様子を伺う/上目遣いの表情があざと可愛いため、恐らくレフン監督の意図した"暴力の箍が外れる瞬間の凶悪さ"よりも、映画オタクのマッツが愛おしくなってしまう全て。

レフン監督のオタクっぷりも作品から伺えます、一般の映画からマニアックなAV迄😂

せっかく気になるデリの女の子との映画デートにこぎつけたのに、仲間の間の諍いが心配で待ち合わせをすっぽかすマッツ。
そんなマッツに好感度爆上がりしない訳はないだろうと 笑

主人公はマッツではなく、恋人が妊娠し父親になるのにその覚悟が無いままの男と、何かと男を威圧する恋人の兄が中心なのですが 笑

まあ彼等はそれ相応な結末を迎えますが、マッツは何となく明るい予感が残るので、もうそれで『君が幸せならOK』です👍