1999年作品なので「プッシャー1」と「FEAR X」の間にこんな自由な作品を撮ったのか!
て感じですね。
日本語で観れたのは今年ですか?
北欧圏の言葉って未だになれないから、映画監督の名前羅列でさえ何言ってるかわかんないんだよね。
このマッさん若い!!
キャップに肩のとこが破れたジャケット、そして映画好きだからか黒T!!
スーツにおめかしするのは毎週木曜日。
男友達4人で古い映画をビデオで見るためさ!
その日だけみんなオシャレして飲み物買って集合だ。
その中の一人レオ(ブルース・リーよりセガールがいいなんて言いやがるアクションのことを全くわかってないぜ!)は同棲するルイーズが最近妊娠した。
青天の霹靂の如く少し様子が変。そのルイーズの兄ルイも仲間だがヤバい仕事やってるぜ。
俺(マッさん)は俺で最近食堂の彼女が気になるんだ。
こないだもビデオを借りて行ったんだ・・・。
という所からこの4人組を軸に2人の女性とその他のチンピラが起こす悲喜劇。
思わず声あげちゃったのは「金に困ってるからHIVの血液を売る」ってアイツだよね!
こっわー!!
ナチュラル過ぎてこっわー!!!
吊り下げ拷問は少し「プッシャー」を思い出したり。
デンマークではポピュラーなのかしら??
そしてマッさんと食堂の彼女との恋。
マッさんは映画の話しかしないし、彼女は読書家。
あの本屋さんも超いい!と思った。
あんな店あるの?!
本好きにはたまらん陳列でしたよw
恋に不器用で友人の態度に傷付き、少し成長するマッさんがとっても可愛い映画でした。
もっと男臭いのかと思った!
いい意味で肩の力が抜けて小さく収まっており、自分の手の届く範囲の庭で遊んだと言う印象。
園子温が「愛のむきだし」と「冷たい熱帯魚」の間に「ちゃんと伝える」を撮ったみたいな、そんな感じがしました。
劇場には女性は私一人でしたよ・・・。
2016年カリコレ京都にて
新作扱い