出て来る役者がとにかく皆濃い。男臭くてアクが強くてこれでもかってぐらいのキャスティングが気持ちいい。
主役ジャックの死に顔に始まり、エディの卑怯な笑い、リー・マーヴィンの威張った態度などおいしすぎる。
憎まれ役エディは「ローマの休日」ではカメラマンでいい奴だったが、ここまで卑屈な人間を演じられるとは感心してしまう。
戦争映画としてより人間ドラマとして良い作品だが、オチがストレートすぎたかな。
と言うか説明しすぎ。大尉にしてやるという大佐の誘いを黙って聞いて、そのまま静かに無線機に向う・・・ぐらいがちょうどいい。