あの頃を思い出して胸が熱くなった映画(#^.^#)
80年代から90年代、毎週のように楽しみにしていたスポーツ番組があった。フジテレビのF-1グランプリ。フォーミュラー1 チャンピオンシップ。
F-1に興味を持ったのは70年代後半、マクラーレンの天才ドライバー、ジェームズ ハントの存在と、そのハントに挑んだ精密機械ニキ ラウダの存在を知ったから。
当時のF-1はスポーツというよりは、命懸けの見世物的な要素もかなり強かった。それ程生死の境がドライバーの直ぐ目と鼻の先にあり、僕たち一般人には彼らの神経は理解しようもなかった。
ただしその生き様はどうしようもない程カッコよく思え、雑誌や、テレビや、その他の色々な情報を貪るように観たり聞いたりした記憶があります。
この映画はそんな記憶をまざまざと思い起こさせてくれる、胸がグッと熱くなる映画です。ハントとラウダの確執と、その裏にある生死を共にする者同士が持つ連帯感。
それを友情という言葉で片付けられるかどうかは本人達しかわからないが、ただある一線で繋がっていた事だけは間違いようのない事実だと思う。
この後F-1界に彗星のように現れて、そして強烈な光を放って、やがて儚く消えていったアイルトン セナの事も思い出して更に胸が熱くなった。