何度も窒息しそうになる位、呼吸を忘れて見入ってしまう映画ヽ(´o｀；
劇場の暗闇の中で余計な雑音のない中で、一人でスクリーンを観ていると言いようのない孤独感と恐怖が増幅される映像。
全編を通して無駄な音響効果が一つもなく、全ての音が観ている我々の神経を刺激し逆撫でする。
映像の観せ方も緻密に計算され尽くしてあって、ある意味想像出来る流れであっても、いちいち呼吸が荒くなって辛くさえなってくる。
あり得ない展開も幾つもあるのだが、それを全て呑み込んで一つの真実ではないのか？とさえ思わせる凄い映像だと思う。
ずっと前のめりになって、劇場の椅子に身を固くして両手を握りしめて、ラストの瞬間まで息を詰めて観ていたものだから、エンドロールが流れ出した時はどっと疲労感が襲ってきたσ(^_^;)
凄い映像技術、ここまで宇宙を再現できるようになったんやなあとその時初めて思って、自分自身、主人公と同じように「グラビティ」を全身に感じた。地上で良かった（笑）
