Ryoko

折れた矢のRyokoのレビュー・感想・評価

折れた矢(2012年製作の映画)
3.2
実話ベース。権力者を守るという結論に向かった、形だけの裁判、それを司る腐った裁判官たちに挑み続ける大学教授と弁護士の話。権力者を守るためとあらば検察が出した不完全な証拠もきちんと検証することなく認めてしまう。ほんと腐ってるな。司法は国民を守ってくれない。少なくとも万能ではない。韓国の話だけど日本も当てはまるかも。
ストーリーにサスペンス的な盛り上がりがほしかった。現場に残されなかった「折れた矢」の真相も結局ぼやっとしてしまった。獄中であんなことされた後のアン・ソンギ氏のやつれ具合がリアルだったな。
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