九月

ハングオーバー!!! 最後の反省会の九月のレビュー・感想・評価

4.3
一、二作目のパターンを追うのではなく、今までとは打って変わって真面目なトーン。とは言え、ドタバタかつ破茶滅茶っぷりは相変わらず。
いつものハングオーバーがなくて安心するような、ちょっとだけ寂しい気もするような…

内容のふざけっぷりと、映像や脚本の洗練具合のバランスがやっぱり良い。三作の中ではこの完結編が一番好きかもしれない。

やっていることはとんでもないのに、緊張感が終始漂っているのがすごい。結局誰の味方をするのかしないのか最後までハラハラしながらも、ところどころ吹き出してしまうこのギャップが可笑しい。

結局最後までダグは囚われの身だったけれど、彼のために奔走する三人のキャラクターが確立されていてやっぱり面白かった。
いつになく清々しい気持ちでエンドロールを迎えられたかと思いきや…
九月

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