OASIS

謝罪の王様のOASISのレビュー・感想・評価

謝罪の王様(2013年製作の映画)
1.4
付き合いで観たが、ひたすら出て行きたくなるのを我慢して耐えた2時間だった。
チャプター3あたりまでは微笑ましく観れたのだけど、マンタン王国が舞台となるそれ以降は苦痛。
謝罪しにいってそこでまた失態をおかして再び謝罪に行く、というのを繰り返されて、もういいよと。
お笑いでいう「テンドン」というのは少なくとも3回くらいまでに抑えとかないと飽きるし、もう既に飽きている状態でガンガン「わき毛ボーボー」をほりこんでくるので「観客舐めてんの?」状態。
「どう?俺ら面白いっしよ?これだけネタ詰め込めば笑えるっしょ?」というしたり顔が透けて見えるうすら寒さを感じた。
チャプター形式で登場人物を次々登場させて、その場面の何気無い行動があとに繋がってくるというのはわかる。
けど、それの何が面白いのかわからずだからなに?という。
さすが脚本が巧いね、とでも言って欲しかったのだろうか。
後半阿部サダヲほとんど出てこないし、ギャグも全滑りで一つも笑えるシーンが無いし、エンドロールに訳のわからないグループのクソ歌をねじ込んでくるしで、最後まで不快だった。

唯一、謝る方謝られる方の心理を描いた豆知識が勉強になったくらい。
こんなんで笑えるか!
観客の皆さん、舐められてますよ。
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