松原慶太

バトル・オブ・シリコンバレーの松原慶太のレビュー・感想・評価

2.3
アシュトン・カッチャー「ジョブズ」を見た流れで、こちらも鑑賞。
この作品の特徴はジョブズとビル・ゲイツの物語を並行して描いているところ。ギーク好みの情報量は豊富。ゲイツが予想外にクレイジーなハッタリ屋だったことも面白い。

ただこの作品、作りそのものはいかにもTVドラマ。映画的な、緻密な構成にも、情緒にも欠ける。その意味で「ソーシャル・ネットワーク」や「ジョブズ」と比ぶべくもない。

製作年度が古く、ラスト「その後ビル・ゲイツは世界一の金持ちになりました」みたいなラインが時代を感じさせた。
松原慶太

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