高瀬とうや

飛びだす 悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲の高瀬とうやのネタバレレビュー・内容・結末

2.5

このレビューはネタバレを含みます

悪魔のいけにえシリーズで一番好きなのかもしれないけれど、ちょっと「暴走する一般人と殺人狂、はたして悪党はどっちかな?」臭がすぎるというか、レザーフェイスに感情移入させてこれでいいの?とは思う。
ってか冷静に考えてジェドは司法の裁きを受けるべきだし、最初に黒人保安官の制止を聞かなかった一般人が一番悪い。
まぁ、ジェドは子供並の知能しか持たない、と言われてたので司法ではさばけないのかもしれないけれど。
だとしたら「エルム街の悪夢」のように「司法ではさばけなかったので我々がさばいた」という方がまだ納得できたかな?

ヘザーの胸の痣をジェドに見せる為に唐突におっぱいをさらけださせた(未遂)のも、ちょっと強引すぎるかなあ。

レザーフェイスが他のカーニバル客に目もくれずに追っていたのが「サリーを逃したら大変なことになったので、今度は逃がさないぞ(`・ω・´)シャキーン」という理由らしいけど、めっちゃ目撃者居るからそれどころじゃないよね?
レザーフェイス、頭弱い・・・。

アルマジロの死体とかヒッチハイカーとか、これまでのシリーズを見た人間にとってはニヤリとなる描写有り。
割とゴア度も高いし、殺されていくのが浮気男とビッチなので同情できないからそこも良し。
イケメン保安官(町長の息子)も死ねばよかったのに。

ってか、あの血筋が知れ渡っていたら、あの家では住めないよねえ?

【あらすじ】
1の続き。
2以降は無かった。

ジェド(レザーフェイス)の犯行から逃れたサリー(1のヒロイン)の話を聞いた過激な自警団は黒人保安官の制止も聞かずに彼ら一族を皆殺し、家に火をつけてしまう。
そんな中、生き残りの赤ん坊を一人の自警団が攫って行く。
ヘザーと名付けられた彼女はソーヤーの血がそうさせるのか、スーパーの精肉コーナーで働く。
そんなある日、彼女宛に「祖母が亡くなったので館を相続させるからテキサスへ来い」と通知が来る。
自分が養女であることを知らなかったヘザーはショックを受けつつ恋人や友達らとその館へ向かう。
途中シリーズおなじみのヒッチハイカーを拾い、館の前で弁護士と会い館の鍵と書類を渡される。
「必ず手紙を読め」と言われたのにも関わらず豪邸に気分が盛り上がり、ヒッチハイカーを一人残して買い出しに出かける。
空き巣狙いのヒッチハイカーはそうとしらずにレザーフェイスの部屋の扉を開けサクッと殺され、友達らもサクサクっとやられる。
命からがら逃げたヘザーを追いかけ、カーニバル会場でも他の客には目もくれずに執拗にヘザーだけを狙う(もっと他の客を虐殺していいのよ?)
結局逃げ切れたヘザーをイケメン保安官が保護してくれるが、そこで「これを見てくれ」と言わんばかりに置かれた箱の中身をヘザーが見、自分の出生の秘密を知る。
レザーフェイスとはイトコの関係にあると知るが、自警団のしでかしたことを同時に知ったヘザーは悪徳町長(自警団のリーダーだった)に命を狙われ、彼の息子であるイケメン保安官にレザーフェイスのエサにされるがごとく食肉処理場でつるされる。
ほいほいとレザーフェイスがやってくるが、彼女の胸にソーヤー一家の証の痣を見ると解放。
しかし悪徳町長らに襲撃される。
ヘザーの助けもあり、彼らを返り討ちにしたレザーフェイスは自警団の行き過ぎた行為に反感を持っていた黒人警官に見逃され、また館の地下室で静かに過ごす日々を送る。
ヘザーが館を相続した条件に「あなたのイトコであるジェドの生活の面倒をみる事」と書かれていたので、ヘザーはそれを受け入れたのだ。

エンドロール後。
ヘザーが豪邸を受け継いだと知った養父母らは館を訪れるが、レザーフェイスに応対され・・・。
高瀬とうや

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