カンパッチー

静かなる叫びのカンパッチーのレビュー・感想・評価

静かなる叫び(2009年製作の映画)
3.6
犯人がフェミニストに対して並々ならぬ恨みを持っているのは分かるけど、女子学生を狙った時点でただのフェミニストへの恨みではなく弱いものイジメ。

ただ動機のひとつのオリンピック競技をもし同等に扱えば女は競技から消える、だからフェミニストは自分たちの権利を残す←ここはちょっと同意してしまいました、フェミニストの人たち女だけど男の体の人を女として競技に参加させるから案の定今ジェンダーの人たちが1位ばかりでちょっとなぁと最近思ってしまう今日この頃だったので。

台詞が本当に少ないからこそ恐ろしい、無敵の人ほど怖いものは無いと心から思いました。彼がこの状況に陥った背景は何なのだろう?カナダで女性が権利を取ったことで仕事を奪われた逆恨みなのかな?フェミニストが嫌いなのではなく俺より優秀な女が嫌いだというのが彼は正しいかなとか孤独だったのかとか色々考えてしまいますが、自殺は本当にズルいですね。残った女性も男尊の世界でまだまだ生きていくというのもなかなか考えさせられました。

面白い映画とは言えませんが、本当にモノクロで静かに考えさせられた映画でした。