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静かなる叫びのeulogist2001のレビュー・感想・評価

静かなる叫び(2009年製作の映画)
3.0
モノクロ作品。記憶とイメージに静かに寄り添う。過激な思い込みが、銃が身近にあることで簡単に無差別殺人に繋がってしまう。やられた側は命は落としたものは言うに及ばず助かった被害者もフラッシュバックなどのPTSDに苦しめられる。その後ずっと静かに叫び続けなければならない。

日本でも最近起きている鉄道での事件などの犯人が銃を手にしていたらと考えれば、空恐ろしい。とんでもない虐殺になっていたに違いない。

この映画はけして他人事ではない。と同時に銃社会ではない日本の安全基盤には感謝しかない。
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