えくえあ

ウォーム・ボディーズのえくえあのレビュー・感想・評価

ウォーム・ボディーズ(2013年製作の映画)
4.0
2019.5.12 再鑑賞

初見では気づきませんでしたが、シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」が背景になっているんですね
対立する2勢力間での禁断の恋愛、Rがジュリーの家を訪れるシーンの構図は有名な一幕のオマージュになっています
そもそもRとジュリーですからね
RomeoのRだったわけです

ロミジュリでは悲劇の引き金となった"仮死からの復活"が本作ではハッピーエンドの鍵となっているのも面白い
終盤の展開がトントン拍子なせいもあって比較的軽い印象を受けますが、意外にも結構深い作品かも知れません



以下初見レビュー
---------------
カップルで見られるゾンビ映画
ゾンビを恋愛という切り口から、しかもゾンビ目線で描くとはおもしろい

人間としての感情がほとんどない、言葉もほとんどしゃべれない、そんなゾンビという存在を逆手にとって描かれるラブコメはなんだか無垢でほっこりします
シュールなゾンビ同士の掛け合いから人との係わり合いまでなんだかすべてがあったかい、安心して観られますね
終盤の展開はやや気になりましたが、非常におもしろい映画でした

あと個人的には音楽がとてもよかったです
プレイリスト作りたい


ciatrより転記
鑑賞日:2017/08/09
えくえあ

えくえあ