おさかなはフィッシュ

リアル 完全なる首長竜の日のおさかなはフィッシュのレビュー・感想・評価

2.5
何がしたかったのか、いまいちよく分からなかった映画…。
トラウマの克服以外なら、哲学的ゾンビと私たちを分つものは?みたいな感じかと思ったものの、立場逆転の仕掛けはあまり効力を発揮していないし、終盤の綾瀬はるかの戦隊ヒロイン感はあそこまでいらないのでは…。

途中まで忘れていたものの、「黒沢清って怖い映画を撮る人だ。だからいままで観てこなかったんだ…」と思い出した。
綾瀬はるかってとにかく健康的でかわいらしいイメージだったけれど、白くつるりとした面に裂け目が入り黒目がちな双眸が覗くのは、意外とホラー映画に映えるのかも、と思った。



国立科学博物館で首長竜の化石を見たので、鑑賞。
太古の昔は人がいなくて静かでいいのかもな、と思って観てみたけれど、そういう映画ではなかった。