安堵霊タラコフスキー

世紀の光の安堵霊タラコフスキーのレビュー・感想・評価

世紀の光(2006年製作の映画)
5.0
前半と後半、ほぼ同じキャストが全く違う場所で少し違う関係性を生きることで、この世界の偶然の尊さと儚さに描いており、ガラスや鏡の反射が目立つのも多世界を象徴的に表現していて神秘的

純粋な映像の美しさもアピチャッポン作品の中でも抜群のものがあり、そのテーマ性と合わせて彼の作品で一番好きだし、オールタイムベストの一本