このレビューはネタバレを含みます
🦈シャークトパス🐙
〜その発想はなかった〜
サメとタコを合体させた生物兵器、シャークトパスが逃げ出した!
このさい科学的なことは置いておきましょう。映画の中の科学者なんて、ドックとトニー・スタークを除いたら異常者ばかりですよ。サメとタコを合体させて何の役に立つねん!と、当然の疑問をぶつけても無駄ってもんです。
ただ、このプロジェクトを推進する軍の偉いさん。お前は別ですよ。サメとタコを合体させて何の役に立つねん!🤣予算の無駄ちゃうか!?
いや、それが意外と強いんですよ(笑)
なぜか最近になってAmazonでシャークトパス3部作がBOXセットになって発売したので、もしかして面白いの?と恐る恐る見てみましたよ。
結論、過度な期待は禁物。
基本C級のクソ映画です。予算、才能、情熱、技術など、あらゆるものが映画の最低ラインに届いていません。
ただし、ランドシャークとかジュラシックシャークなどの、神話級クソ映画群と比べるとはるかに良いものです。正直、続編でプテラクーダや狼鯨と戦うシャークトパスを見たいですもんね😀
⚫︎サメCGはダメだけど、バンバン出てくるし、けっこう触手が動いて活躍する
⚫︎ストーリーはつまんないけど、バンバン食われるし、水着美女が騒いでてあきない
水着美女というよりは、水着美女(笑)の方が多かったような気がしますが、C級映画ハンターのみなさんは、一度ご覧になってはいかがでしょうか。(ポロリはないよ😗)
⚠️以下ネタバレです⚠️
まず、シャークトパス本体の出来ですね。なかなかよかった!ガンガン襲うし、触手も大活躍するので、カッコよく見えてきましたよ。サメ+タコで、なんで立派なトゲが生えてるのかは聞かないでおこう(笑)
ストーリーなんてあってないようなもので、つまんない人間パート→襲撃→つまんない人間パート→襲撃、の繰り返しです。
この襲撃の数がけっこう多くて、ダレるのをギリギリ防いで・・・いません🥲けど、それなりに楽しいです。ただ無味乾燥に食われるわけじゃなくて、ちょっと工夫してあるのもいいですね。
🎬ボディビルダー
前半のビーチで宝探しをしていた水着のお姉さん。明らかに一般人の肉体ではなく、ボディビルダーのそれです。金貨を見つけて拾う姿が、セクシー美女というより、ボディビルダーのポージングにしか見えない🤣
タコ触手で海に引きずり込まれるというのも、なかなか新鮮で面白いですよね。サメに噛みつかれて、血液で海を濁して終わる。そんなレベルの低いシーンはもう見飽きたので嬉しいです。
人が目の前で死んだのに、金貨を拾ってニヤつくオッサンもポイントです👍
🎬Mrs.歯グキ
高所恐怖症だけど、無理やり彼氏にバンジージャンプに連れていかれる水着美女。いや、美女というには歯グキが立派すぎて、セクシーボディラインよりも歯グキに目が行きます。
👩🏻🦰「人の容姿のこと言っちゃダメ」
思いの外、バンジージャンプが楽しかったようで、やめとけばいいのに2回やります。やめとけばいいのに!
🎬シャークトパス上陸!
メインの登場人物にもなかなか個性的な美女(笑)たちがそろっています。モラルハザードレポーターやソバカス科学者のおかげで、楽しくみられますね。
でもやっぱり、一番のヒーローはシャークトパスです。ハザードレポーターがスケベ親父に取材していると、後ろのビーチにシャークトパスが上陸して、次々に人を襲い始めます。
そう、このサメ、タコ触手を使って陸上をのしのし歩けるんですよ😆ランドシャークさんがハンカチ噛んで悔しがっていることでしょう。おまんまの食い上げです。
シャークトパスがなかなかのサイズなので、この上陸シーンが怪獣映画のようで気に入りました。下手なCGながら、ガンガンに姿を見せているからそう感じられるんでしょうね。
クライマックスにもう一度上陸してきます。ハザードレポーターは他と比べて念入りに殺されていました。わかってんじゃんよ👍
サメ単体でこれだけ怪獣映画っぽさを出せるんなら、VSものになっている続編にはさらなる期待ができますね。
この監督、クライモリの出涸らし続編も手堅く仕上げているし、割といい監督なんじゃね?・・・(マーク・ポロニア監督と比べて)
だがもちろん期待は禁物でしょう😆