NinaSinnerman

わたしはロランスのNinaSinnermanのレビュー・感想・評価

わたしはロランス(2012年製作の映画)
4.0
この作品の存在を知ってから多分もう優に5年、やっと観賞できました。
ドランに関してはすごく変な観方というか、認知の順番を滅茶苦茶に過ごしてきてしまいました。

「トランスアメリカ」(2012)
予告編を見て面白そうだと思い、ずっと記憶の片隅に+ドランの名前をいろんなとこで目に耳にする
(2021年の本日やっと観賞)

「トム・アット・ザ・ファーム」(2013)
2017年に観賞、感動する←ドラン作と知らずにレンタル、観てから知る

「神のゆらぎ」(2014)
2017年に観賞、これまたドラン出演と知らずに観る

「たかが世界の終わり」(2016)
2017年に観賞、感服

「ドン・F・ドノヴァンの…」(2018)
英語での新作という前情報も仕込済みで先日鑑賞したばかり

「トランスアメリカ」(2012)
巡り巡ってやっと観賞!

たがしかし、まだ「Mommy」を観ていない・・・「マイ・マザー」も観ていない・・・
なんでこんなことになるかというと、全てドランが悪い。
異様に質のいいものを、バカに若い頃から、ポンポンポンポン世に出し過ぎなんじゃボケーーーー!!←ボケはごめんなさいだけどでも紙一重理論の裏返し的な・・(笑)
あと、一本が長過ぎて時間の捻出がしづらいんじゃこんにゃろーーーー!←観始めるとなんの苦にもならないのだけれど・・

要するに、悔しいのです。
最初からちゃんと認識してずっと追ってたら最初にどんなに衝撃を受けただろう、どんなにワクワクしただろうと思うのに、まだ全然追いつけてすらいないのが非常に悔しい。

この「トランスアメリカ」も然るべきタイミングにちゃんと追って観ていたら純粋な感動と衝撃があったろうに、ドランの凄さだけは納得しきっている今となっては事細かにレビューする気にもなれず、代わりにひどい悔しさが・・(笑)

こんな思いをさせられた監督は初めてだ。
NinaSinnerman

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