主人公のアンドレ・カンドレ…じゃなくて、青年コーディが、母の吐き出した腫瘍に憑依寄生され、“エボミネーション”の下僕となって殺人を重ね、その肉を捧げていく。
人類も、この惑星も、そして宇宙さえも、エボミネーションに抗う事は出来ないのだ…!!
ナイフ、マチェーテ、チェーンソーといった定番アイテムによる解体、そして台所を占領して
「メシくれ~!ガウガウ☆」
と騒ぎ立てるエボミネーション達の食事シーン、いずれもお祭り的なゴア描写と絶叫に、もうニヤニヤが止まらない。♪
面白いかと言えば、決してそんな事は無いのだが(笑)、無下に一蹴するには惜しい、何かこう…不思議な魅力を湛えた怪作だった。☆