私が最近見た映画237
「タイピスト」
以前見たことありますがレビューを書かなかったので改めて見直しました。
1950年代。女性にとって憧れであり大人気の職業が秘書だった時代。そしてさらにタイプライター早打ち大会に勝つことが最高のステータスだった…
フランスの田舎出身のローズは保険会社の秘書に採用されるが、ぶきっちょでいつも失敗してばかり。そんな彼女の唯一の才能であるタイプ早打ちに目を付けた上司ルイは、二人で協力し、タイプ早打ち世界大会に出ないかとローズに提案するが…
フランス映画ってこと忘れてました。
この作品はそう思うとあまりフランス映画らしくないのかな？と思います。
フランス映画ってどこかいつも謎で独特の世界観があってイマイチ解読できない作品があったりするんですがこれは割とそんなこともなくさらっと見れます。
ローズ・パンフィル役のデボラフランソワは今作のためにタイプライターの早打ちを練習したそうです。あんなタイプライター打ち続けたら肩こりそう…
彼女が最初人差し指だけで打つのに対しより早く打てるようにと10本指を使って練習するためのマニュキアはなんだか可愛かったです。
服装とか調度品とかはまさにフランスという雰囲気で女性好みの作品かもしれません。
上司でありコーチのルイは私の性格はいかにも男性らしいというか、普通誕生日プレゼントとしてあれをプレゼントします？いくら本人の手作りとはいえ。それに対して女心が分かってない。って言うローズですが、その通りだなと思いました。
約100分ですしさらっと楽しく見れる作品です。
私的には☆☆☆.8かな。
