OASIS

ABC・オブ・デスのOASISのレビュー・感想・評価

ABC・オブ・デス(2012年製作の映画)
1.2
A〜Zまでのアルファベットをテーマに26本の作品を26人の監督が各5分ずつ撮ったオムニバス作品。

正直全く面白くなかった。
何かしらそのアルファベットの頭文字から連想される死因をテーマにしているのかと思いきや、内容は支離滅裂。
あらかじめ自分で作ったものを強引にアルファベットの文字に当てはめてるだけではないだろうか。

唯一「これはまだ観れる」と思う作品はやはり映画作りに定評のある人たちのモノばかり。
「Q」のアダム・ウィンガードや「C」のエルネスト・ディアス=エスピノーサ、「X」のザヴィエ・ジャンだったり、同じ短編でも「おっ」と思わせるものがある。
しかし、その比較的マシなものを観る為に他の酷すぎるものを見続けるのは苦行でしかなかった。
日本人監督3名が参加しているけども、そのどれもが尋常ではないくらいに滑っていて無表情を通り越して画面を殴りたくなるレベル。
それぞれの繋がりが無く完全なオムニバスなのでストーリーに関連性は無いので、こればかりは見続けるのがキツイというのは飛ばしてもかまわないと思う。
オススメはCとXだが、それでも物凄く面白いというわけではなく他作品があまりにも酷すぎるので相対的にマシと思えるレベルである。
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