トランスマスター

フリークス(怪物團/神の子ら)のトランスマスターのレビュー・感想・評価

2.0
昔VHS全盛期
レンタルビデオ屋で借りる勇気がなく気になっていた作品が、
この『フリークス』長い年月が経ちその存在も忘れていたころ。
アマプラで『怪物團』というクラシック映画を見たら…。
同一映画でした。

CGのない時代本当の障害者が出演する、サーカス団の物語。
様々な個性を持つ閉ざされた集団の中での群像劇です。

◆良い点/注目ポイント
・空中ブランコってロープの先端にバーが付いているものだという認識でどこがブランコなんだと思っていたら、昔の空中ブランコは団地のそばにある公園のブランコでした。
・移動式の興行なので各自のワゴンがトレーラーハウスのようになっていて居心地よさそうな丁度いい広さです。
・ストーリー展開はカットされたシーンが多い割には流れは掴めます。

◆改善点
・邦題がダメです。(しかも團って漢字使いますか?)この作品が『フリークス』だと知っていたらタブレットでなくTVで見ました。

◆総括
・仕事もプライベートも共有するサーカスの面々は、巡業する性質から異性との出会いが、職場オンリーという閉ざされた世界。
引っ越しや、転職や、新たな交際で人間関係をリセットできないのは大変だなと思いました。
『グレイテストショーマン』の原点。

-2019年77本目-