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レモネード・マウスのaikidoのレビュー・感想・評価

レモネード・マウス(2011年製作の映画)
4.5
スクールカーストでイケてない組の個性派メンバー5人が居残りで偶然居合わせたことからレモネードマウスというバンドを結成するといった映画ですが、家族に恋、友情や勉強といったティーンならではの悩みも描かれた青春映画としても面白く、音楽の力でイケてない組が大衆を動かし変えていく音楽映画としても見応えがあり、パフォーマンスのレベルも高いので、非常に満足度の高い映画でした。
また、Gleeを感じさせるような物語も好みでしたし、そういった部分でも好きな作品でした。

個性派なメンバーが多いですが、内気で引っ込み思案だけれども歌が抜群に上手いオリビアが一番印象的で好きでした。
また、印象的で良いエピソードが多いですが、個人的にはステラと母親のエピソードが一番感動的で印象に残り、刺さりました。

作品が良いだけに日本語字幕がないことに衝撃を受け、何やってんだよディズニープラスと憤りを感じましたし、作品のメッセージを全て読み取れないので、字幕なしは本当にやめて欲しいです。

音楽をテーマにした映画にハズレは少ない法則通りの作品ですし、完成度も満足度も非常に高い作品で、音楽も物語も良く、万人におすすめの映画でした。
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