髙橋佑弥

ラスト・リミッツ 栄光なきアスリートの髙橋佑弥のレビュー・感想・評価

2.0
ロバート・タウン監督第三作。長距離走者プリフォンテーンをクラダップが演ずる伝記映画。走者映画は傑作『ザ・ランナー』があるので期待したが、これは饒舌すぎる単調作で残念。本作の前年、同題材『プリフォンテーン』をスティーヴ・ジェームズが撮ってる奇妙な偶然。

単に、その場にいたという史実として描かれたに過ぎないが…中盤『ミュンヘン』と交錯する。見終えて驚く、まさかの撮監コンラッド・ホール…編集が冴えていれば印象は違ったのかしら。コーチ役のドナルド・サザーランドだけは頗るイイ…と感じるのは好きすぎるからかも。

2020/11/17
髙橋佑弥

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