サンドラ・ブロック演じるライアン・ストーン博士は、宇宙でのミッション中に、ロシアの破壊活動によって引き起こされた宇宙ゴミの衝撃に巻き込まれる。仲間は死に、シャトルも破壊されたライアンは、唯一生存したマット・コワルスキー（ジョージ・クルーニー）と共に、命をかけた地球への生還を目指す。
酸素がなくなる恐怖、肉体を制御できないパニック。
宇宙空間 ″ゼロ・グラビティ〟の世界で、ライアンは生き残るために行動するが、絶え間なく、あらゆる障害が彼女を襲う。
「宇宙なんか大嫌い」
彼女の言葉が全てを物語っている。
つかの間の、ライアンとマットのやりとりが好きです。絶望的な状況下でのマットの存在や言葉は、ライアンにとってとても心強かったと思います。
「戻るなら もう逃げるのはよせ。
くよくよせず″旅〟を楽しめ」
ライアンには辛い過去がある。″地上〟の世界はあらゆる重圧がいっぱいだけど、それでも生きることを決意した彼女は、決して諦めない。たとえ孤独な戦いであったとしても。
そして″GRAVITY〟の世界を受け入れる。
