無差別殺人鬼にヤクザの親分が襲撃された。ヤクザの男は犯人を見つけるために、刑事と手を組むというのがおおまかなストーリー。
バディものとしてはさしたる新鮮味もなかったけれど、実際の事件を元にしているということで、それなりに重苦しいストーリー。暴力シーンも、痛みと血生臭さがよく伝わってくる。
よくあるクライム+暴力アクション映画かと思いきや、それなりに社会的テーマを内包しており考えさせられる一方、エンタメとしても完成されている。韓国映画は時に、この手の救いようのない悪人を描くのが多いようで、観ている側としても胸がキリキリしてくる。