Bigs

ハロウィンのBigsのネタバレレビュー・内容・結末

ハロウィン(2007年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

DGグリーン版ではなく、ロブゾンビのリメイク版を鑑賞。

冒頭からアメリカの田舎の嫌な家庭描写がきつい。
スラッシャームービーでは、はじめにセックスしてる若者が殺されるのはお約束だが、本作のマイケルは家庭環境や学校での出来事から性行為や性的関係に嫌悪感を持っており、このお約束に理由付けがあった。
ブギーマンの代名詞的なマスクを被ることが彼の人間性の喪失に重なっているように思えた。実際、子供時代のマスクを付けていないときはまだ人間味が感じられたが、大人になりマスクを外さなくなってからは内面の計り知れないモンスター的な存在感があった。
シドヘイグやウドキアといった一癖ある脇役たちの存在も良い。
終わり方の切れ味やエンドロールも良い。

ミスターサンドマン
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