ボストンマラソン爆弾テロ事件の
事件発生から犯人逮捕までを描いた
実話に基づくストーリー。
犯人逮捕までの時間は102時間。
わずか4日半での事件終了。
その間にいかにどれだけの人が
この時間に巻き込まれていったのか。
実際に起きた事件だからこそ、
その描写はとてもリアルで
これが現実で起きたという事実に
見ている側も目を背けたくなる。
街中で実際に銃撃戦になっていることも
爆発事件後にも犠牲者が何人も出ていたことも
信じられないことだらけだけど
実際に起きたことなのが恐ろしい。
演じている役者全てに人間味があって
それによって余計にリアルさが現れてる。
マークウォルバーグが演じる警官は
実際現場にいたあらゆる警官を
組み合わせて出来たものであり
だからこそ余計に忠実に再現できたのかも。
今まで普通に生活していたことが
ある日突然出来なくなる辛さ。
その現実を受け入れるまでに
もし私ならどれくらいの歳月がかかるだろう。
「ボストンよ、強くあれ」
この言葉を合言葉にテロに屈しない姿勢。
新たな道を踏み出そうという姿勢。
悲劇として語り継ぐのではなく、
奇跡として語り継がれるべき出来事。