ピンフまんがん

赫い髪の女のピンフまんがんのレビュー・感想・評価

赫い髪の女(1979年製作の映画)
3.1
この映画は何と、その年のキネマ旬報の日本映画ベストテンの第四位になっているほどの佳作です。いろいろとむさ苦しい奴らばっかりだけどそれが妙に心に突っかかってくるものがあります。日本の庶民の心境や本音をプンプンと匂ってくるというのがロマンポルノの魅力ですがこの作品も凄かった。そいや体位だけど足を上にあげるのが多かった。現代のエロ作品では見られない演出。今となっては(道徳観の違いもあって)どうあがいても作れないような作品で、どんなにリメイクしようとも当時の匂いをしっかりと感じ取った者でないとこういう作品は作れないでしょう。変態や基地外的演出も多かったけど、でもどれも実際にはわかる!っていうのばかりで説得力のあるものだった。