このレビューはネタバレを含みます
①「 チェ・ミンソク 」のしぶとさと「 ハ・ジョンウ 」の格好良さを堪能
良い意味で全く感情移入できないイクヒョンの下衆な半生だが、飽きること無く「 チェ・ミンソク 」の演技も含めて最後まで引き込まれた。
見下されようと軽蔑されようとしぶとく生き残り、家族も幸せそうなイクヒョンの生き方は“ 勝ち ”なんだよね。
あの後にどんな惨劇が待っているかわからないけど…
②『 チェイサー 』の不気味な殺人者が今回は男が惚れて付いていきたくなる親分役の「 ハ・ジョンウ 」
ここぞという時の凄みは痺れる。
『 新しき世界 』のファン・ジョンミンと合わせて、私が観た韓国映画の二大カリスマ親分
③韓国の社会情勢を知らなくても話が変わる度に年が表示されたり、ニュース映像でさり気なく説明があるので、当時の状況が分かり物語に集中する事が出来た。
2015/11/11 CS