カンパッチー

男たちの挽歌 IIのカンパッチーのレビュー・感想・評価

男たちの挽歌 II(1987年製作の映画)
3.5
とにかくディーン・セキの拷問のときの演技やチョウ・ユンファとのサリヴァン先生とヘレン・ケラーばりのウーウーと唸るルンさんに食うんだ!食え!!とここにこんなに尺を取るんか!と言うぐらいの熱演(笑)に胸が熱くなります。
というかルンさん登場するたびに名言吐く名言機械ですよ、演技はあれだけと佇まいといい確かにかっこいいんですよね、これが。まぁやっぱり壁を乗り越えるとことかティ・ロンとチョウ・ユンファと違って必死な顔のとことか死ぬほど笑えるんですけど。

2はやっぱり蛇足だよなぁと思いつつ、チョウ・ユンファが知らずに手榴弾の火薬の量が多すぎてびっくりしてる顔とか葬式後の3人のかっこよさ、3人の葬式後の死への片道切符に関わらず○○への死の手向け、復讐のために乗り込むところのカッコ良さ、サングラス男の不気味さ、しかし男同士の決闘には卑怯さを出さないところなど1を凌駕してる部分もあるんですよね、ルンさんの演技やチョウ・ユンファのご都合主義な双子設定すら気になりませんよ、これでカットしてるんだから150分版の完全版出してほしいなぁ、、