このレビューはネタバレを含みます
ポールシュレイダーの三島由紀夫
1985年、脚本監督ポールシュレイダー。
「タクシードライバー」の脚本家から今や監督のポールシュレイダー。
ナスターシャの変化ホラー「キャットピープル」未鑑賞
ジョージCの娘捜しのハレンチ姿「ハードコアの夜」鑑賞済
私はスケベすぎてセックス狂「ボブクレイン」鑑賞済
などなどあります。
真実を突き止めるジャーナリスティックな路線。エロシリアスな作風な監督作から娯楽作品ぽいものまで作っているシュレイダー監督。
そんなポール監督がなぜか
日本人、ミシマを撮っていたの?
という事実は、「映画秘宝」の洋泉社のムック本の記事。これをビデオ化しろ!という記事で知る。
緒形拳のビジュアル格好良いミシマ風ハチマキ姿
ワーナービデオ!
超見てーと思ってました。
それからそれから、時たち、レアものが沢山あったビデオ屋に見事に、輸入物ビデオ発見、即行借りた。多分ブレイクザロウしてる違反レンタル。
今やYouTubeで見れますかね。
ポール監督の色鮮やかな
どこかまじめくさった歌のない
やらしくない裏ビデオのような色使い
で
お送りするミシマプロモPVのような映画でしたね。
まあとにかく色の使い方がカラフルで
そこに真面目くさるミシマ緒形拳が、ミシマらしくふるまいながら
ラスト自決まで
ワンシュチエーション
低予算セット
でお送りした
ミシマPVのようでした。
言説的な浅さや、時代、舞台の再現化は、出来ていません。が、
1985年に、日本人が映画化せず、
アメリカ人が描いて早さは、ありますよね。本来日本人が先にやるべきでしょ!という題材です。
のち若松孝二が描きました。
日米異文化ビィジョンの齟齬はなはだしい感覚ありますが、
ファッショナブルかつ
先鋭的にポールが描いた日本人は、
とっても面白かった印象。
沢田ジュリーや歌舞伎の方や出演。
見終えた後、なんで日本人が、やらないのよ!と何度もおもったけどね。
若松版を見たとき、このときの
モヤモヤが解消された
落ちがついてきましたが。
ポールシュレイダーのミシマ
ぜひ!
追伸
この借りたレアビデオ屋で変な見たかったビデオ一杯みたな。
デパルマ、新人の頃のデニーロ出演「ウェディング」
とか
本作とか素晴らしいビデオ屋だったなあ。
本日思いだし執筆。