幼少期から自決までの生涯を描いたドラマパートと、小説家の思想・三島文学(金閣寺、鏡子の家、奔馬、憂国)から抽出された劇中劇パートを交錯させる手法で、純真なる狂気へと突き進んだ三島由紀夫という人物像を…
>>続きを読む初期のポール・シュレイダー脚本作品は、得体の知れない何かに取り憑かれた男の爆発的行動を描いたものが多かったと思います。「タクシー・ドライバー」「ローリング・サンダー」「レイジング・ブル」などはその最…
>>続きを読む【「愛国」という言葉が耐えられない軽さである今であるからこそ】
1985年の当時、本作は遺族の反対や右翼団体の抗議があるという噂が流れたため、配給会社が公開を躊躇し、日本では劇場公開もビデオ化もさ…
東京国際映画祭で上映されるということで
公開された当時、どういう経緯か分からないけれど家にVHS(コピー?)があって、父親が「これは日本では観られないのだ」と話していたのを、こっそり一人で観た…の…
国内映画未公開、 ビデオも販売されず、海外版ビデオで鑑賞。当然日本語字幕なしなのだが、ほとんど支障なく観ることができた。日本語で会話しているから無問題。劇中劇として、「金閣寺」「鏡子の家」「豊穣の海…
>>続きを読むこのモノクロのパッケージからはわからない内容の美麗さ。ストーリーは極めて抽象的かと思いきや、ちゃんと見ると秀逸なオムニバスと追走ドラマが組まれている。
スピルバーグとコッポラの巨匠のタッグ。どういう…
三島由紀夫についてほぼ無知な状態で見たため小説の話についてはわからなかったが生涯についてのあらすじみたいなものは知れた。
三島由紀夫を深掘りする入り口にはなったのかも。
昭和の時代に切腹自決って…
とにかく滅茶苦茶圧倒されたし2時間ずっと画面から目を離すことができなかった!!!
一様テーマは三島由紀夫の生涯を描いた伝記映画なのだが、本作はその「伝記映画」という枠を超えていた。
彼の生涯を淡々と…
2025年は三島由紀夫生誕100周年!という事で「Mishima」をレビュー。本作は右翼団体が抗議したとかで日本未公開&ソフト未発売となっているが、Amazonで輸入版のBlu-rayを購入して視聴…
>>続きを読む© 1985 The M Film Company