ニューヨークに住むハリウッドスターの新築パーティに集まったセレブ達がバカ騒ぎしている中、大地震が起こり街が大変な事になるという話。
セス・ローゲン監督・主演でジェームズ・フランコ、ジョナ・ヒル、ダニー・マクブライド等俳優たちが本人役で出演したコメディがDVDスルー。
ジェームズ・フランコの「127時間」を始め、俳優それぞれが出演した映画をネタにして自虐風に笑い飛ばすという内輪ウケが強い内容。
「スーパーバッド」や「スモーキング・ハイ」が好きな人は楽しめるかも。
主要キャスト以外にも、リアーナ、マイケル・セラ、エマ・ワトソンなどの豪華ゲストが出演しているがそれぞれの扱いが総じて酷い。マイケルは惨い死を遂げるし、エマちゃんは斧を振り回すし。
特にチャニング・テイタムの弄られっぷりが過激過ぎて笑う。
キャストが気になったのなら間違いなく観て損は無い。
ただ、基本的には下品で過激な会話劇が室内で続くのでそのノリについていけないと退屈に感じるかもしれない。
そして意外と唐突なグロがあったり。
前半はそんな感じで退屈だったが、後半のハチャメチャ具合がなかなかのハイテンション。
「ミスト」か？
それとも「ワールズ・エンド」か？とあれこれ予想するも、なかなかオチが読める気配が無いまま突き進むので最後まで楽しめた。
そしてラストに流れる「 I Will Always Love You」にまた笑う。
そこで使うかと。
たぶんこれだけのキャストはなかなか集まりそうにないので、それだけでも十分価値があると思いました。
