今年200本目！山田洋次作品は合わないと勝手に判断してたけどそんなことなかった。すごくよかった。
舞台は戦時中なんだけど、裕福な家ということでエグい描写は全くなく、かつ戦争についてのメッセージとかもなくノイズなしで見られた。
舞台である「おうち」もメルヘンチックでいかにもセットですよというつくりのため虚構度が増していた。舞台みたいな感じ。
黒木華も松たか子もナイスキャスティング！！二人の演技が本当にいい。
で、タキがなぜ渡さなかったか問題ですが、僕はやっぱり「タキは時子に憧れを超えた感情を持っていた」からだと思った。恋愛感情ではないかもしれない。憧れと恋愛感情の狭間なんじゃないかと思う。
理由としては、タキが心配してるのは板倉じゃなくて時子だから。まだ考え中だけどそんな感じがする。
