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舞妓はレディのnisuiのネタバレレビュー・内容・結末

舞妓はレディ(2014年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

方言マニアの大学教授が青森から出てきた津軽弁と鹿児島弁のバイリンガルを立派な舞妓さんにすべく奮闘する話。
「歌って踊って」とは書いてあったけどここまでしっかりとミュージカル映画だったとは。
舞妓さんが覚えなければならないことが山ほどある中で主題となったのが「京ことば」。先生の歌そらんじれたらかなり覚えた気になれるなあ。舞妓さんになってから大学を訪れるシーンで「おおきに」を使いこなしてたのには笑った。
変人ばかりだけど悪人がひとりも出てこないのがよかった。厳しさも愛ゆえにで本人もそれをわかってるし。先生が秘密にさせたところで置屋のみんなは母親のことをわかってたのに本人に黙ってたのは試す気持ちもあったのかな。
主演の子がかわいかった~。あどけないのに歌はべらぼうにうまいし踊れるしおそろしい子。お座敷で披露した舞の美しいこと!
岸部一徳が「若い子が頑張っている姿に我々は青春を見る」みたいなことを言ってたけど、とくに 思い入れもないアイドルのステージや全然知らない子の部活動を追うドキュメンタリーを見て泣いてしまうのはそういうことか!
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