どこにでもいるティーンエイジャーだが、実は裏では殺し屋として活躍するバイオレットとデイジーが、報酬アップに釣られて軽々と依頼を受けてしまった事から思わぬ事態へと発展していくという話。
シアーシャ・ローナンとアレクシス・ブレデルという二人の美少女が悪役共をバタバタと薙ぎ倒す爽快アクションと思いきや、全く違う方向へ傾いて行く。
先ごろ他界した名優ジェームズ・ガンドルフィーニ演じるターゲットのおじさんの元へと辿り着いた二人だったが、おじさんは何故か「早く殺してくれ」と何のためらいも無く要求する。
その理由について問いただしていく内におじさんと少女たちの間に友情めいたものが生まれ始めるのだが、この一室のやりとりだけで話が進んで行くので退屈だった。
少女だけでなく他の殺し屋達もやってきて撃ち合いになり、その結果ターゲットを殺す為の弾を打ち尽くしてしまって店に買いに行くという展開で一応外出もするのだが。
おじさんが死を選ぶ理由が何の意外性も無かったり、少女たちの会話もなんだかゆるふわで取り留めもないものばかり。
なので、シアーシャちゃん可愛い、アレクシスちゃんの目が綺麗っていう理由だけで見続けるのはかなり辛かったです。
チョイ役でダニー・トレホが出てたけど、出演時間は1分も無い感じでした。
