なかなか面白いアクション映画でした。
ただし、落ち目のエディマーフィーをコミカルな部分を排除しシリアス刑事ドラマに仕立てたのは少々もったいない。
エディマーフィー演じる刑事はネゴシエーターとして優秀な刑事だが、やり方が若干荒い為、周りから鼻つまみものとして扱われ常にトラブルになりがちな刑事。
冒頭のネゴシエーターとしての事件解決も、結局は隙を見て犯人を撃つという形で終了してるし、まあ、カッコ良かったと言えばカッコ良かったが、ネゴシエーションが生かされてない点が若干気になる。
コミカルな演出、エディマーフィーお得意の早口トークでネゴシエーションしたらまた、違う作品になってただろうね。
新人刑事の教育役を任されてバディになるのだけど、その辺のやり取りはありがちだけど王道で好き。新人役のマイケルラパポートや悪役のマイケルウィンコットも存在感があってなかなか好きでした。