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恋人たちとキャンディのkyokoのレビュー・感想・評価

恋人たちとキャンディ(1956年製作の映画)
4.0
むちむちボディに「笑顔の安売りはいたしません」顔のペギーによる「必殺・ロリポップ舐め」は『小さな逃亡者』のジョーイの「秘技・綿アメ丸め」に匹敵する大胆さだった。

子どもを侮るなかれ。大人が思うよりずっといろんなことをわかっている。でも実際のところ嫉妬の対象が母親なのか、その恋人なのかは、自分でもよくわかっていないかもね。

子犬で一切のモヤモヤをふっとばせる、子どもの強みが羨ましい。

自由の女神、セントラルパーク&動物園、美術館…まるで観光客のように50年代のかっちょいいニューヨークを満喫できる作品でもある。ここでも写真家としての視点が生きていた。
モノクロでも可愛さが分かるペギーの服はカラーでみてみたかったな。
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