かんな

アナと雪の女王のかんなのネタバレレビュー・内容・結末

アナと雪の女王(2013年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

金ローを録画にて。

率直な感想としては、やはりヒットしたものにはそれなりの良さがあるんだなーということ。まず観て損はなかった(*´∀`)♪

っていうか、自分のココ最近の映画視聴履歴としてIt観てさらに(感想は書いてないけど)シャイニング観てからのこれはある意味サイコーの癒しwww


最初はどストレートなストーリー展開で行くのかなーと思いきや、オーラスの"真実の愛はエルサの中にあった"っていう展開は、良い意味で裏切られました。こういうオチは大好物や...(*´∀`)♪www

で、ディズニー映画という事もあって?ラストまで観た後も子供向けの映画だったのかなという印象は残りましたが、しかし大人でもちゃんと楽しめる部分がちゃんとあって。

まずはCGの美しさ、繊細さ。

あの滑らかさ、雪の表現、素晴らしかった...(*´ω`*)

そしてCGにも関わらず伝わってくるキャラそれぞれの個性、アナとエルサの動きによる丁寧な心理描写。

"アニメーション"という大きな括りの土俵で日本は負けているとは思いませんが、やはり技術という点において、叶わない部分はあるのかな...と。

少し見せつけられた感はありました。

...まぁね、言い訳するなら日本とアメリカじゃあ1つの作品にかけられる時間もお金もケタが違うんだよってねwww

おらもっとアニメに金出せ国よ!( º言º)www


...(´ρ`*)コホンコホン 閑話休題。

ストーリーについて。

まずもって単純に、冒頭からスピーディな展開は物凄く気持ち良くて、全然飽きが来ないで観れました。

まぁ...なんかどこかで聞いたことあるような気がしますが、エルサの力についての説明がないとか疑問符はありますが...いやまぁアニメですからwww

あとはもう、とにかくわかりやすい。

個々の心情をキレイにセリフと歌で表現してくれるからwwwキャラの行動原理を見失う事がないし、この映画の1つ1つのシーンが何を言おうとしてるのか迷わない。

...あぁ、そーいう意味では...恥ずかしながらハンス王子が悪者だという展開を予想出来なかった自分には死ぬ程悔しさを覚えましたwww

お城に戻されたエルサが何故か手枷を付けられて牢に閉じ込められてるカットに違和感を覚えるのが今のボクの精一杯だった...。゚(゚^ω^゚)゚。www


それと印象的だったのはオラフかなー。

この手のディズニーアニメのマスコットキャラの動きや個性とテンポ感って、本当に絶妙だと思うんですよ。

本当に絶妙に、ここかぁ!というタイミングでセリフをぶち込んで、それでも必要な緊迫感だけは壊しきらない。

多分これって、ディズニーアニメがヒットし続ける1つの要因なのではと思うのです(*´ω`*)


...で。

ここまで褒めちぎっておいて、なんなんですが...。

やっぱりボクには、ミュージカルというものの存在意義が...わからない...( ˘•ω•˘ )www

いや、歌...うの...?ってwww

そしてあれだけ売れに売れまくったLet it go が実際どういうシーンで使われてるんだろうと期待して観ていたらば...なんやねん...これってエルサの"ワテ、今まで周りに気使って引き込もってたけどこれからは自由に生きるんやー!・:*+.(( °ω° ))/.:+"っていう引き籠もり宣言songやないか!www

いやまぁ、きちんとストーリーを追って観てたら、この歌にエルサの優しさ、今までの苦しみからの解放感からくる喜びの気持ちが詰まっているなって気付けて、感動は出来たけど......これがそんなに売れるのかぁ...とは、なったかなぁ...www

というわけで、やはりボクにはミュージカルは向きませんwww


というわけで、総評。

これは、ミュージカルというものに違和感さえ覚えなければきっと誰でも楽しむ事の出来る、そして世界レベルのCGを鑑賞できる、きっと誰が観ても平均点以上の点数は出してくれるだろうアニメ映画...です!(_๑òωó)_バァン!

...でも、改めて考えたら、この映画、外国の人が作ったんだよなぁ...と。

そしてたとえそれを吹き替えで観たとは言え、伝えたいテーマを間違える事無く異国の人間の心に届けられる作品を作る...というのは素晴らしい事だと...改めて、ディズニー映画の凄さを感じました。
かんな

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