かんな

トップガン マーヴェリックのかんなのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

まず素直に、面白かったです( ´▽`)

大まかにやっている事は1と変わらず、ちょっときかん坊、でも実力は持っていて…そんな"ナイスガイな"主人公が、キレーなおね~さんと恋に落ち、友人の死に挫折し、それを乗り越え、ライバルと硬いハグを交わす…というお話。

でも。

全てが、きちんと前作を徴集した上で越えて行った…というか。

まずどアタマの、デンジャーゾーンをバックにした空母のカット。

元々曲はカッコいいわけだし、それにさらに今の技術で前作以上にカッコよく撮影された戦闘機の映像がついたらそんなもの…そんなもの…(´﹃`)www

同様に、劇中の戦闘シーンも大迫力だった!( ´▽`)

中でも特筆すべきは、まぁ当然と言えば当然ですがやはりラストの戦闘シーン。

もぉほんとに目が離せないとはこの事で、マーヴェリック機が離陸してから最後の敵機が撃墜される所まで、スクリーンに目が釘付けでした(`・ω・´)=3フンスッ!

マクロスの、ば、バルキリーの戦闘シーンを実写で見せつけられたと言ってもきっと過言ではないかと(; ・`д・´)ゴクリ

そして、最後の搭乗機として上手くストーリーの流れでF-14を持ってくる憎さ…これはもぉ、にわかで前日に前作を観たボクでもアツかったわけですから、ディープな映画ファンにはトリハダものだったでしょうね(。'-')(。,_,)ウンウン

ストーリー展開も、前作で亡くなったグース、その息子のルースターとマーヴェリックの関係を…まぁベタと言ってしまえばベタだけどwww上手く踏まえて、そこにさらにライバルであり盟友であるアイスマンが登場し、切ない死を迎え…。

ほんと、アイスマンの出し方は絶妙でしたね。

何かの記事で見ましたが、アイスマン役のヴァル.キルマーが咽頭がんの影響で上手く声が出せないという状況であるところに、トム・クルーズがどうしても彼でなければダメだと言ったのだとか。

それだけあって、ストーリー上での彼の死の表現、存在感はすごい重さで襲いかかってきました。


というわけで、ここで総評しちゃいますが。

結果、この映画をまとめて一言で表すなら…きっと、稀に見ないハイレベルな続編…だと思う!のです!(_๑òωó)_バァン!

ほんとに、前作がまず有りきで、至るところに"前作を観たヤツ…こ~いうのが欲しいんやろぉ…?"というポイントがこれでもかと、しかも上手く散りばめられてる。

そういう意味で、これはもうベタに、前作を観たなら絶対に観てハズレる事は無い作品だと思います( ´▽`)

…ではなぜ↑ちょっとだけ低めの点数なのか?

これはもう完全にボク個人の趣味嗜好で、こちらの感想でもちょくちょく言わせて頂いてますが、ボクは前作であったり劇場版化する前のテレビシリーズであったり、それらを観てからでないと楽しめないものはちょっと…と思ってしまうという、ただそれだけの事です( ˊᵕˋ ;)💦(苦笑)

あとは、ここはやはり前作と同じで、どうもアメリカ人が好んでいるんだろう勧善懲悪的なストーリーが…あまりストライクゾーンに入ってこなかった、という…ほんとに主観的な減点です。

しかしまぁ、ここも素直に…ちょっとこれ話題だから観てみよ~ぜ~くらいのノリで観に行ってしまうと、この映画のほんとの面白さは拾いきれない…とも思ってしまう、そんな作品でもあるというのは否めないです、きっと。
かんな

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