かんな

時をかける少女のかんなのネタバレレビュー・内容・結末

時をかける少女(2006年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

夏に観たい映画!ってことでなにやらリバイバル上映されていたのでふらっと。

細田守監督作品の中で唯一映画館で観た事のない作品だったので、丁度良い機会だという事で(*ˊᵕˋ*)

確かレンタルして観たつもりだったんだけど、びっくりするくらいストーリー覚えてなかったwww


全体の視聴後感としては、ざっくりと"ボクは好き!.。゚+.(・∀・)゚+.゚"でした。

そう…ボク、は。www

と言うのも、いやこれ、明らかに真琴1人にめちゃくちゃ感情移入して観れないとタヒぬほどムカつくんじゃないかなぁ…ってのをありありと感じて…( ˆ꒳​ˆ; )💦(苦笑)

途中から徐々に徐々にタイムリープによるマイナス影響が真琴の目の前で具現化していき、マイナス要素のラストとして功介と果穂が電車につっこんでしまうという流れ…があって、真琴が大きく変わるわけですが。

多分真琴視点でガッとこの映画に没入しつつ観れていたならそんな真琴の人間としての成長に最後感動出来るんでしょうけど…ひたすら俯瞰的にこの映画を観てしまった人にとってはきっと終始"は?(#゚Д゚)"でしょうねwww

だってこの物語のマイナス要素の原因を作ったのは全て真琴だから。

そこには"知らなかった.解らなかった事だから"という免罪符があるわけですが…それを受け入れろと言うにしちゃああまりに酷い前半パートの真琴の暴れっぷり身勝手ぶりwww

しかしボク個人は、前半パートの真琴を"若気の至り"で許容出来たし、その後の成長という名の変化がステキだったし、それを受けてのストーリーも感動出来たので良し!なのです(`・ω・´)=3フンスッ!

一度バッドエンドかと思わせてからの、


"未来で待ってる。"

"うん…すぐ行く。走って行く。"


泣いた…。゚(゚´ω`゚)゚。

でも、真琴に終始イラつかされつつこのオチを迎えた人達にしたら…何なん今までの事を忘れたかのようなこのイチャコラは(#゚Д゚)…と思ったのではないのかなってwww

なんだろう、竜そばの感想でも同じ事を書きましたね…細田守監督って、つまりこういう1個人レベルの話を描く監督で、そこに観た人の好き嫌いが出てしまうそんな監督なのかなって改めて実感した…そんな感じでしょうか。


というわけで、総評。

この映画は、多分観る人を選ぶ、でもハマった人には感動を与えてくれる事必至のハートフルストーリー…です!(_๑òωó)_バァン!


改めてですが。

細田守監督は、ものすごく個人視点のミニマムワールドを表現しようとしている人なんだど、今作を改めて観て実感しました。

で、今作については、映画を観ている最中に↑こんな事をボクレベルの人が考えちゃうレベルで、きっと"没入感がちょっと低かったんじゃないか"と考えました。

ボクの中で、竜そば はそんな事すら考える隙もないくらいにすずに没入し感情移入できたから、良作の枠にくい込んだんだなと。

…あ、フォローじゃないですが総評としてこの映画はボクの中ては良作の枠内に収まりましたよ?www

というわけで、上記の理由でスコアは竜そばより少し低めのこの点数=3

あとは、今回この作品を観た流れでちょっと調べて知ったのですが、途中で出てきたあの魔女おばさんこと和子さんは原作のヒロインだったんですね(°д° )!!

それを知ると、原作を知っていればさらに楽しめたオマージュ的な演出があったりしたのかな?というドキドキがあったりはしました。

真琴:タイムリープなんてするぅ!?

和子:するでしょ。


↑このやり取りとか、前述の話を知ってればもひとつ笑えた小ネタだったかも知れませんねwww
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