彦次郎

ランボー3/怒りのアフガンの彦次郎のレビュー・感想・評価

3.6
アフガニスタンでソ連軍に囚われたトラウトマン大佐の救出に向かうシリーズ第3弾。
タイの寺院で心の傷を癒しながら過ごし一旦は作戦を拒否するも大佐が捕まると即座に作戦に参加する相変わらずの大佐愛。
現地のムジャーヒディーン(聖戦に参加する戦士の意)と親しくなる、ソ連軍要塞に潜入、大佐救出、ピンチにムジャーヒディーンが現れるというアクション映画のテンプレート的展開。とはいえ単調で詰まらんかということもなく負傷をおうほど(現実のスタローンも負傷した)のスーパーアクションに加えトラウトマン大佐と共闘もあり楽しめます。
前作でのペンダントを少年に託す辺りランボーの優しさが出てるのも良かったです。
時代としてはソ連=悪の図式でソ連撤退後はムジャーヒディーン同士の対立から内戦後にタリバンを産み出すという負のループに突入。ある意味歴史を後世に示した作品。
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