昼行灯

ペインレスの昼行灯のレビュー・感想・評価

ペインレス(2012年製作の映画)
3.0
戦火のスペインで見つかった、生まれつき痛覚を持たない子どもたち。

痛覚がないので、キャッキャしながら自分の腕に火をつけたり、爪を剥いだりして、大人たちをドン引きさせる。

強制入院(監禁)させられた子供たちに対して、ドイツから逃れてきたユダヤ人医師が、痛覚がないならと、心理的に"痛み"を教えようとする。

このあたりが映画の肝になるはずなのに、具体的な方法があまり描かれないのが惜しい。

ラストシーンは破天荒なのに哀しくて美しい。その辺は流石のスパニッシュ・ホラー。
昼行灯

昼行灯