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ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレンのmaroのレビュー・感想・評価

4.0
  ストーリー:★★★★★★★★★★
 キャラクター:★★★★★★★★★★
     映像:★★★★★★★★★★
     音楽:★★★★★★★★★★
映画館で観たい:★★★★★★★★★★

あの『ファイナルファンタジーⅦ』(1997)の2年後の世界を描いた映像作品。
2005年に現在のTOHOシネマズ六本木で行われたリミテッドスクリーニング(限定上映会)に運よく当選し、映画館で観ることができたんだよね。

『キングダム ハーツⅡ』(2005)や『コンピレーション・オブ・ファイナルファンタジーⅦ』の他の作品のPVが流れ、その後に本編上映開始。
8年越しに再び『FF7』に触れることができて、しょっぱなからすでに泣きそうだった。
超美麗なグラフィックと美形すぎるキャラクターたち。
CGで描かれるからこそのスリリングでスピーディーなド派手なバトル。
それまでプレステ時代の『FF7』しか世の中にはなかったため、こんなにまでパワーアップした映像にただただ開いた口が塞がらなかった。
中盤でバハムート震と戦うシーンとかもうさ、無理ゲーかと。
相手デカすぎるだろと。
ゲームで遊んでいるときは意識もしなかったけど、クラウドたちはあんなバケモンと戦っていたのかと思うと「お疲れ様です」と言いたくなる。

そして、一番推したいシーンはやっぱり終盤のクラウドとセフィロスの一騎打ちでしょうよ!
ゲーム史に残る世紀の一戦で、後ろで流れる『片翼の天使』のアレンジバージョンがメチャクチャかっこよかった。。。
てか、クラウドって魔晄を浴びただけなのにあんなに強いの、、、?
普通に空飛んでて笑った(笑)

あと、ゲーム中では振り返るシーンはあまり多くなかったけど、クラウドがずっとエアリスの死をずっと悔やんでいたことが印象的だったな。
「見殺しにしたんだぞ……」って。
でも、エアリスは「来てくれただけで充分」と思ってくれているのがまた泣ける。。。

そんなわけで、『FF7』ファンなら絶対観て損はない映画。
このキャラクター造形がその後も継承されることになるし、後の『FF7』シリーズとの繋がりも感じられるので。
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