Ryosuke

渇き。のRyosukeのレビュー・感想・評価

渇き。(2013年製作の映画)
3.8
ちょっとオーメン。現在と3年前の二つの時間軸が交錯する。役所広司フルスロットル。過去の話の展開とともに爽やかBGM流れるけど学生時代の不穏な雰囲気が居心地悪い。「告白」もこんなんだった気がする。
少しも休憩がない。逃げ場がない。
「溺れるナイフ」に続いて小松菜奈はやっぱり唯一無二的で別格な人間を演じてる。こっちだと悪魔的な妖しさを持つ役だけど。独特な魅力があるよな。
役所広司がチラ見したパフェ食ってる子供と向き合ってない親のシーンが印象的。親のネグレクトは空っぽな人間を作っちゃう。
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